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2007年6月14日 (木)

ホームズの木刀術(9)

 戦闘におけるフェアプレイ! 野蛮と小児らしさのこの原始的なる感覚のうちに、はなはだ豊かな道徳の萌芽がある。これはあらゆる文武の徳の根本ではないか? 「小さい子をいじめず、大きな子に背を向けなかったものという名を後に残したい」と言った、小イギリス人トム・ブラウンの子供らしい願いを聞いて我々はほほえむ。けれどもこの願いにこその上に偉大なる規模の道徳的建築を建てるべき隅の首石であることを、誰が知らないであろうか。
(Bushido:Soul of Japan, 1900  新渡戸稲造『武士道』矢内原忠雄訳)

Nitobe

ヒューズ,トマスHughes, Thomas英 1822-96作家.
オックスフォードシャー州アフィントン生まれ.オックスフォード大学で学び,弁護士の資格を得て(1848),州の裁判所の判事となる(1882).リベラル派の下院議員になり,キリスト教社会主義者と親交があり,労働者学校の設立に力を貸した(1854).のちには同大学の校長を務めている(1872-83).パブリック・スクール小説の古典「トム・ブラウンの学校生活」の著者として何よりも記憶されるが,これは,トマス・アーノルドが校長をしていたラグビー校での彼自身の経験に基づいている.
(岩波ケンブリッジ人名辞典)

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トム・ブラウンの学校生活』(1857)は1830年代のラグビー校の学生生活を描いた小説。ヒューズ自身1834年から42年まで同校に生徒として在学し、1872年から83年まで校長を務めた。新渡戸稲造が『武士道』を書いた1900年ごろにはまだ広く読まれていた。

ラグビーの起源は、1823年、イングランドの有名なパブリックスクールのラグビー校でフットボールの試合中、ウィリアム・ウェッブ・エリス (William Webb Ellis) がボールを抱えたまま走り出したことだとされていたが、これは後世のロマンティックな創作だという説が有力である。19世紀初頭からボールを持って走る「ランニングイン」が始まったのは確かだが、その第1号がエリス少年だったかどうかは不明であり、手を使うこと自体はそれ以前でも許されていた。エリス少年自体は実在の人物で、オックスフォード大を卒業して神父となり、フランスで没したことが確認されている。南仏コートダジュールの小都市・マントンに墓地がある。ラグビーとクリケットを愛したと伝えられている。
(ウィキペディア「ラグビー」より)

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