談合坂
(写真はDOWNTOWN DIARYから拝借しました。)
東京の団子坂の由来も、談合とつながっています。あの坂の奥に根津権現の古社があり、神社へ至る道が聖域と俗界の境界になっている。相談事を村境でするのは「境界争い」の場合に生じますが、その場合の談合形式は、聖のテリトリーである境界で両者が話し合いをして決着する。日本には、元来聖なる場所で談合するという伝統があったらしい。その場合には、接待や饗応、その際に奢りという言葉で表現されるような、神様の前で皆共食する会合があった。ですから、聖域で「神人共食」の場の談合は正当なものだった。現在の談合では聖域や「神様抜き」のやり方が横行している。
(宮田登)
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