五星紅旗が
長野ではあれほど派手に五星紅旗がひるがえるとは思わなかった。
日本はすでに東京、札幌、長野と3回もオリンピックを開いて国威発揚につとめている。中国にだって国威を発揚する権利はあるわけだ。
1904年、仙台医専に留学していた魯迅は、ニュース映画で露探の支那人が日本軍に処刑されるシーンを見た。魯迅に衝撃を与えたのは見物している支那人たちが同胞の処刑に喝采する姿であった。支那人に愛国心はないのだろうか。
それから百年経って中国のナショナリズムも十二分に発達していることが示されたわけだ。しかし日本人が外国へ行ってあんなふうに日の丸を振るなんてことはあり得ない。アメリカ人が星条旗を振るのも考えられないし、カナダ人がカエデの旗を振り回したりするはずがない。
日本では厳重に警備するから聖火に突進する者はいないだろうと思っていたら、何人か逮捕された。卵を投げつけたやつもいた。中国ナショナリズムの発露を見せつけられて暴発したのか。
しかし警備はしっかりしていて、一人も聖火に近づけさせなかった。さすがに日本の警察は偉い?
いや、考えてみれば、あれくらいの警備は英、仏、米の警察だってできたはずだ。聖火に近づくやつが結構いて、フランスの場合など消されたけれど、あれはどうも片八百長の気味があるね。わざと警備をゆるめたに違いない。
少なくとも「支那人が生意気な」という気分が働いていたことは確かだろう。
英国の新聞の論調は「聖火リレー妨害は民主主義の勝利だ云々」だって。
フランスの人権団体国境なき記者団のロベール・メナール事務局長は日本の対応を高く評価し、小競り合いはたいしたことではないとの見方を示した。
「(長野の聖火リレーは)民主主義に偉大な名前を与えた。ここでは、赤い中国の国旗を振る人々の隣で、別の人々がチベットの旗を振っていた」(メナール事務局長)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2383642/2868310
ほめてくれたわけだ。
中国のチベット人弾圧を弁護するつもりはない。しかし、欧米人に偉そうなことを言われたくないね。中国で、ベトナムで、インドで何をしてきたのか。
パレスティナで何が行われているか。
| 固定リンク


コメント
まあ仰ることも分かりますが、そういう屁理屈を盾にした若い衆がこんなことやってるんだから始末におえませんな。
http://www.youtube.com/watch?v=3wT4scEwMIc
投稿: 通りすがり | 2008年4月28日 (月) 05時39分