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2008年9月 4日 (木)

中国崩壊の可能性

(オリンピック終了後に)中国が崩壊する可能性は極めて高い。いつ事がはじまってもいい状況に来ている。……
……有事に備えて派遣している日本人従業員の身の安全は考えなければならない。そのためにどんな手を打っておくか。日本へ帰ってくる航空会社のオープンチケットを、パスポートと一緒にいつも持っているように言い含めて渡しておきます。
 今外国の航空会社は中国の奥地でも路線を開いています。それに外国の航空会社はチケットを持っている客を優先しますので、いざというときにはすばやく中国から脱出できるのです。
 搭乗日が記載されていないオープンチケットは一年有効ですから、一年ごとに切り替えればいい。一流企業でもそこまでやっているところは少ないでしょう。中小企業はそこまで考えも及ばなかったかもしれません。
 しかし、これは必ず準備しておくべきです。
(長谷川慶太郎)

 私(ブログ筆者)は、日本の一流企業や中小企業の中国との取引の文書をかなり見ている。どの会社も「中国が崩壊する可能性」は考えていないようだ。これから合弁会社設立の契約を締結するというのだから、「脱出用のチケット」の準備がしてあるとは思えない。
 大丈夫なのだろうか? 
 長谷川慶太郎氏の予測はこれまでも的中してきたのだ。
 長谷川氏曰く。

「最悪の場合には、投資は全部捨てるという覚悟をしておく。施設から機械まで全部捨てる。それは駐在員に言っておかなければなりません。『まず命が一番だ。まずは逃げろ』と。」

 逃げるときにはどうすればよいか? 長谷川氏によれば
・いざというときはアメリカ系の航空会社に逃げ込め。
・中国はやくざと同じで強きに弱く、弱きに強い。だからアメリカに頼るべきだ。
・日本の外務省は頼りにならない。今の日本政府には邦人救出などできない。

 中国に在留する日本人は上海だけでも4万7000人以上いる。戦前に日本が中国に「権益」を持っていた時代でも、これよりはるかに少なかっただろう。昔なら何かあれば陸戦隊を出したのであるが、今では法人救出用の政府専用機も出せないだろう。
 中国の有事がどう始まるかは、長谷川慶太郎氏も「予測できません」と言う。都市の暴動、少数民族の過激派のテロ、北朝鮮からの難民流入、ロシアとの国境紛争、原発の放射能漏れ、三峡ダムの崩壊などの可能性があるという。

Dreischluchtendamm_hauptwall_2006

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コメント

TBどうも有り難うございます。

実際、日本企業は投下資本の大きさと巨大な潜在市場との
考え方から、未だに中国投資をやめる気配はないでしょうね。
一部でアジア通貨危機も囁かれますが、ほぼ政府の管理下に
ある中国やインドネシアなどの安定した通貨、という点では
他の経済が脆弱なアジアの国とは違う部分もありますからね。
ただいずれ治安悪化なども経て、中国が大きく転換する時は
くるでしょうから、日本企業の危機管理も必要なのでしょうね。

投稿: 在野のアナリスト | 2008年9月 8日 (月) 23時31分

なるほど。中国への投資の方が安定性があるという面もあるのですか。それにしても、中国との契約書が日本国内企業との契約の感覚でいい加減に書いてあるのを見ると、「危機意識が足りない」と思いますね。

投稿: 三十郎 | 2008年9月 9日 (火) 16時59分

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