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2008年12月15日 (月)

柔道か柔術か(35)

Rikifouzan
 (「思い出館」よりお借りしましたhttp://omoidekan.com/rikidouzann.html

 全国のプロレスファンの皆さん、今晩は。提供は三菱電機です。
 キャッチ・アズ・キャッチ・キャンとは、カール・ゴッチやビル・ロビンソンのレスリングではありません。ビリー・ライリーのスネークピットでやっていたという物凄いレスリングではありません。
 フリースタイルのことなのだ。
 だいたい分かってきたと思うけれど、証明するために、もう二押し三押ししてみたい。
 まず、エンサイクロペディア・ブリタニカのレスリングという項目を見てみよう。エンサイクロペディア・ブリタニカは、昔から有名だ。

Oldencyclopedia

 1890年(明治23年)、赤毛連盟の会員に選ばれたジェイビズ・ウィルソン氏は、週に4ポンドの報酬で、エンサイクロペディア・ブリタニカを筆写するという仕事を与えられた。彼はこの百科辞典の項目をペンとインクで紙に写して行き、Abbots, Architecture, Armour, Atticaと進んで、やがてBに入ろうかというところで……

Redh05

 有名な百科辞典であって、たいてい当代の最高権威が執筆する。たとえば「現象学」の項目はフッサールが書いているはずだ。

 この「最高権威が執筆する」という点は、レスリングについてはどうなっているか?
 
 ウラジミール・ナボコフをハーバード大学のロシア文学教授に招聘しようかという話が出たときに、ロマン・ヤコブソンが

「しかし、動物学教授にライオンを招聘しますか?」
と反対して潰してしまった。

 ブリタニカのレスリングの項目も、執筆者は最強のレスラーではない。
 まあ、どう書いてあるか見てみよう。(続く)

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