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2009年7月21日 (火)

殺しの方法

 昔あるジャーナリストが松本清張に「先生の小説には濡れ場が少ないですね」と言った。

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 清張氏はこれを聞いて大いに怒った。
「それはどういう意味ですか。私に経験が少ないというのですか。殺人を書くには実際に人殺しをしなければならんとでも言うのですか」
 恋愛と殺人は小説の二大題材だ。前者についてはたいていの小説家は経験があるだろう。しかし後者の経験がある小説家はほとんどいないと思う。
 松本清張氏は小説の中でずいぶんたくさんの人を殺しているけれども、自身で人を殺したことがあるとは思えない。

 村上春樹氏もたぶん殺人の経験はないのだろう。だから殺しの方法は頭の中で考えたのだと思う。1970年代初めに放映されたテレビ番組に出てくる方法と似ているではないか――という意見があるようだけれど、村上氏はそんなこと知らなかったのだ。私もあの番組は一度も見たことがないけれど、なんとなく知っていたからちょっと「アレレ」と思った。
  藤田まこと? 彼もそんなふうなドラマに出ていましたっけ? 『てなもんや三度笠』なら知っているけれど。 

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