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2009年8月12日 (水)

リングネームについて(2)

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 ビリー・グラハムという人は、現代アメリカの大衆伝道師、テレビ伝道師のうちで一番大物であるらしい。
 1940年台末から盛んに伝道活動をはじめ、ウィリアム・ランドルフ・ハースト(1863-1951)の率いるハースト系新聞のバックアップを受けて勢力を拡大した。ハーストは『市民ケーン』(1941年)のモデルになった人である。

 グラハムは大規模な伝道集会を開いた。たとえば1957年にはニューヨークのマジソンスクェアガーデンを使って16週間にわたる「クルセード」集会を開いた。彼の伝道集会は、しばしばテレビのゴールデンアワーに放映された。プロレスラーがあやかりたいほどの「スーパースター」だった。

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  日本では、たとえばお題目を熱心にとなえる人はいても、大布教集会が武道館や国立競技場で開かれたりテレビ中継されるようなことはない。そんなのは神仏を恐れぬ所行だという感覚があるはずだ。ガンジーやキングに並ぶくらい偉いI田D作先生でもテレビには出ない。もっぱら小集会で布教されたらしい。

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 キリスト教のことは我々日本人には分かりにくい。シャーロック・ホームズを翻訳する人でもカトリックの神父とプロテスタントの牧師の区別がつかないくらいだ。しかし、たとえば上智大学、青山学院大学、国際基督教大学などの大学やミッション・スクールなどを経営しているのは「まともなキリスト教」だと思っていて、だいたいこれは間違いないだろう。テレビ伝道なんかしない教派である。 
   テレビ伝道師として有名なのは、グラハムのほかに、パット・ロバートソン(1930-)やジェリー・ファルウェル(1933-2007)などがいて、ブッシュのアメリカを支えたのは、こういう人たちの崇拝者である。

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