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2009年8月19日 (水)

覚醒剤について(2)

「覚醒剤について」で検索してみたら、「覚醒剤は安全な薬です。社会のウソ、バラします云々」というサイトを見つけた。
http://kakuseizai.hp.infoseek.co.jp/

「宇宙飛行士の向井さんや毛利さんだって覚醒剤をやっている。」というサイトもあった。
http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20090807

 ほんとに「安全な薬」なのかどうかは知らない。しかし、この前に見たように、ヒロポン(メタンフェタミンという覚醒剤の商品名、大日本住友製薬の登録商標だった)は昭和26年まで合法だったのだ。坂口安吾(1906-1955)は常用していたけれども、それで気が狂ったりはしなかった。安吾は将棋ファンで観戦記も書いたから、某高段者(うろ覚えなので曖昧に書く)に是非やってご覧なさいと勧めたようだ。終盤の詰むかどうかという局面(たいてい真夜中になる)では絶大な効果があったそうだ。
 イアン・フレミングの小説『ムーンレイカー』では、007ジェームズ・ボンドがブリッジのゲームで集中力を高めるためにベンゼドリンを服用するシーンがあった。

Benzedrine_inhaler_for_wiki_article

 これはアンフェタミンの商品名で、1920年代から空軍パイロット用などに使われていたという。日本では、ゼドリンの商標で武田薬品工業からアンフェタミン製剤が発売されていたが、現在では発売が中止されている(ウィキペディアによる)。

20060925zedrin1

 しかし、危ない薬だという証言もある。これは母から聞いた。もちろん母が服用したわけではない。
 30年以上前、父と母が住んでいた家で、夜中に何者かがドンドンと屋根を踏み歩く音がした。110番すると、警察が「絶対に家の外に出ないで下さいよ」と言ってからすぐに駆けつけて、若い男を掴まえて行ったそうだ。何でも覚醒剤の中毒で幻覚症状が出ると屋根に上り、屋根から屋根へと飛び移って騒動を起こす常習犯だったそうだ。

 しかし、テレビをつけると、まだ「酒井法子容疑者は……」などとやっているのは、少しうるさいね。出演者全員が口をそろえて「容疑者」と言う。なかには「のりピー」とか「酒井さん」などと呼ぶ者もいてよいはずだ。可哀想じゃないか。

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コメント

覚醒剤は身体的依存はありません。また、量さえ間違えなければ、問題もありません。
副作用が出てきたときは、とにかく寝てしまうこと。これに尽きます。そしてやめようと
思えばそこまで強い意志がなくても簡単にやめられます。テレビで報道していることは
大ウソだと断言できます。ハイ。
が、実はここに落とし穴があるのです。というのも、いわゆる人格改造マニュアルに出てくる
ような、素晴らしい覚醒剤というのは、純度の高い物を差しています。純度の高い物ならば、
一般に市販されている薬のように、量を間違えなければ平気ですし、間違えてしまっても、寝る
こと、食事をとること、しばらく覚醒剤を使用しないこと、これさえ守れば問題ないのですが、
純度が低く、不純物が混ざっているものはこうはいきません。
テレビで報道されている施設に放り込まれたり、ドラッグによって悲惨な人生を歩んでいる人、
また、強い依存性に悩む人の大半が、この純度の低い覚醒剤を使用してしまったからなのです。
そして、素人がこれを見抜くのは困難を極めます。
結論、覚醒剤は使用しない方がいいです。今のように、一方的にヤメロ、スルナでいいのです。
政府が大々的に覚醒剤を許可し、純度の高い物を薬局で手に入れられるなら問題ないのですが、
今のように怪しい不純物と混ぜて闇で販売しているのなら、すべて一方的に取り締まるべきでしょう。
もし、薬の知識を詳しく説明するのなら、必ず「純度の高いものなら」と前につけるべきです。

投稿: かず | 2009年8月21日 (金) 00時16分

なるほど、そういうことですか。純度の高いものを何とか探してみようかな。

投稿: 三十郎 | 2009年8月21日 (金) 05時42分

>かずさん

純度が高ければ依存性はない?
純度が低ければ依存性が生じる?
ホントかなあ。
普通に考えたら、逆になるんじゃないですか?

>一般に市販されている薬のように、量を間違えなければ平気ですし、

ビタミン剤や胃腸薬などはともかく、風邪薬などは短期的な使用を前提としています。注意書きにもそう明記されています。
私は、たまたま風邪をひいて市販の風邪薬を数回飲んだ後、職場の健康診断を受けて、肝臓の数値がひどく悪化していたのに驚いたことがあります(風邪が治ってから再検査したら正常値でした)。
市販薬の規定量であっても、何か月も飲み続けていたら、おそらく肝臓に何らかの障害を負ったのではないかと思います。

>三十郎さん

ご無沙汰しています。

こんにち、覚せい剤の使用法といえばほとんどが注射かあぶりでしょう。飲用するのとではかなり効き方が違うのではないでしょうか。

まあ、薬物とうまくつきあっていける人もいるにはいるのかもしれませんが、社会的に見てリスクが大きいのなら、取り締まられるのは当然かと。

引用先のサイトで薬物防止運動が官の利権と化しているといった指摘もありましたが、しかしそんなことを言い出せば官のやることは何でも利権だと言い得るわけで。そういうわけにもいかないと思います。

投稿: 深沢明人 | 2009年8月30日 (日) 00時31分

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