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2009年8月27日 (木)

タイ人と日本人

 青木真也とワンロップ・ウィラサクレックはともに1982年生まれで同い年だ――なんて言っても何のことか分からないだろうな。
 青木真也は日本の格闘家。体重70kgのクラスでは世界で2番目に強いと言われる。柔術をベースとした寝技の達人だ。

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 その青木真也がワンロップ・ウィラサクレックというムエタイの強豪に稽古をつけてもらった様子をゴング格闘技10月号がレポートしている。

 ワンロップは通常体重58kgで青木より15kg軽い。試合のときは55kgで、60kgの日本選手と平気で戦う。

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ワンロップ「でも、タイでやるんだったら52kgか53kgがベストだと思います」
青木「日本では同体重だと差が出るし、やっぱり相手がいないですよね」

 リングに上がって3分3ラウンドのスパーリングをしてみると、青木は首相撲からヒザ蹴りをボディに連打で浴びてしまう。ワンロップは青木のミドルキックをキャッチしてみせる。自分のキックは取らせないのに。
 スパーリングのあとで
青木「やっぱり本職は強い。ワンロップ選手は一つの形として完成している」
ワンロップ「日本人選手は普通もっと簡単に倒せるのに、青木選手は強かった」

 本場のムエタイはすごい。体格や力の差を補う秘術があるのだ。タイの選手が来日して日本人と試合したり道場で教えたりしている様子は何かを思い出させないだろうか。100年前のロンドンでは、タニ・ユキオ(谷幸雄)たちが大きな英国人と戦い柔術を教えていた。谷幸雄やロンドン武道会の創立者小泉軍治がイギリスで尊敬されていたように、タイ人の強さも分かる人には分かっているのだ。
 柔術はブラジルが出藍の誉れになったが、日本のキックボクシングもタイを越えるだろうか? なかなか。
 ワンロップの経歴がすごい。8歳でムエタイを始め18歳で出家するまで続けた。還俗して2003年から日本で戦うようになったのだ。鍛え方が違う。

ワンロップ「相手のバランスを崩す前蹴りと相手にダメージを与える前蹴り、この二つを状況によって使い分けています。相手の状況を見て、バランスを崩して反応できないようだったらパンチやヒザ、ヒジを打っています。ウソ(=フェイント)が肝心です」

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