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2009年10月10日 (土)

中国は崩壊するか(2)

 胡錦濤がチャウセスクと同じ目に遭うなどということはあり得ない。数百万人の強固な武力を独占しているのだ。人民解放軍はルーマニア軍とは違う。ルーマニアでは軍が市民の側についた。しかし中国人民解放軍は、建国以来60年一貫して人民抑圧軍である。
 1989年6月4日の天安門事件では市民に向かって発砲するのをためらわなかった。中嶋氏によれば、天安門事件について
「イギリスのBBCは死者七千人と報道していました」(p.108)

Wikipediatianasquare

 事件の経過は下記ブログに詳しい。
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/40730462.html
 
 1989年11月にベルリンの壁が崩壊したのは、天安門事件の教訓を学んだからだという。中嶋嶺雄氏の発言。
「東ドイツの上層部には、天安門事件の悲劇を繰り返してはいけないという思いがあったのでしょう。そのためホーネッカー国家評議会議長も最後には、自由化を求めてベルリンの壁を壊そうという人たちに譲ったのだと思います。
 近代化を経てきたヨーロッパ近代市民社会と、近代化を経ずに急速に改革・解放に走っていった中国との違いは、そこに出ていたと思います。中国は近代市民社会ではなかったので制圧した。しかし、ホーネッカーは譲歩したわけです。東欧で譲歩しなかったのは悲惨な最期を遂げたルーマニアのチャウセスクだけです。」
(p.107)

 ヨーロッパでは共産党の独裁にも限度があった。軍が市民を銃撃するという汚点を歴史に残すより政権がつぶれる方がよい――という判断があったのだ。例外はルーマニアだったが、ここでは軍がチャウセスクに背いて市民の側についた。
 中国では平気で市民を殺した。死者七千人くらいは何でもないのだ。東ドイツの指導者がホーネッカーでなく鄧小平だったならば、躊躇せずに戦車を出していただろう。(続く)

Berurinn

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