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2009年12月22日 (火)

ブラジルを目指した柔道家たち

 ゴング格闘技の増田俊也氏連載『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか』がますます面白くなってきました。
 前田光世の1904年より早い1902年に渡米した福岡庄太郎という古流柔術家がいた。この人は6尺以上、体重は100キロ近い巨漢であるという。増田氏提供の写真によれば、前田光世よりかなり大きい。http://blog.livedoor.jp/masuda_toshinari/

 私はとりあえず増田氏によって前田光世伝の翻訳の間違いを訂正しました。http://sanjuro.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/1-fbcf.html 以下

「前田光世はなぜ柔術と名乗ったのか」
については、私にも言うことがある。これについては、「ラフカディオ・ハーン・ハーンの柔術論」
http://sanjuro.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/2-cfbf.html

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コメント

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

最新号で読みました。
カポエリスタの対戦相手はタロー・ミヤケではなく講道館柔道黒帯(前田ら開拓時代の柔道黒帯は現在とは違いかなりのハイレベルのクラス)の三浦鑿氏だったんですね。
裏付けもきちんと取れていてしっかりした内容です。
その点はプロレス関係者が木村政彦関係者を貶めるような証言(岩釣は裸では大したことは無かったという渕の証言 牛島辰熊は激怒した力道山に持ち上げられていただののGスピリッツの記事)を
タダ載せているだけのアングル記事とは全く違うところです。

ブラジルに関する本(格闘技に関する本ではなくブラジルという国にに関する本)や大昔のゴン格ではカポエリスタの対戦相手はコンデ・コマになっていたり

ブラジル格闘技雑誌タタミの記者マルセロ・アロンソ氏の記事では対戦相手の名はミヤケ・タローになっていますが
かなりいい加減ですね…
私もアロンソ氏の記事が正しいとばかり思って
ここで描いた事が大間違いだったことに読んでみて気づかされました。
とんだ大嘘つき野郎になってしまいましたね…

やはり文献やネットだけでなく証言者とのコンタクトが大切だということなんでしょうね
あと

裏付け

をきちんと取る事も
情報が古いまんまだと誤った情報を鵜呑みにするところでしたし

増田氏の連載はこの
木村~
だけでなく秘伝の
七帝柔道記
も大変面白くこれらの連載目当てだけでゴングと秘伝2誌を買っていると言っても過言ではないです。
ちなみにカポエイラと日本人の対戦の年代が1909年であることは格通のアロンソ氏の記事の通りだっちょうです。

増田氏にはブラジル現地に是非とも取材と調査に向かっていただきグレイシー一族を初めとする柔術関係者たちの証言
当地の柔道関係者関係者たちの証言
そして何より

裏付け

を取って新事実を公開して欲しいですね。
これまで伝わっていたグレイシーや木村政彦の御伽話
間違った情報
の彼らなどではなく真実の彼らの姿を公開して欲しいですね!
期待しております。

あとサブミッションの源流について考えるなら
サンボの関節技(柔道では使用されなくなった足関節技など)が大変発達したのは
旧ソ連には馬やラクダだのと動物と生活する民族が大勢いて
彼らの動物をおとなしくさせるノウハウ
生活の知恵が旧ソ連のサンボの関節技を発達させたのではないか?とビクトル古賀氏が大昔の格通で言っていたような気がします。
まあ
その前にスピリドノフとサモザシータの存在(欧州に伝わった日本の古流柔術との接点)がサンボの関節技の源流であることは秘伝やビクトル古賀氏のサンボ本でも描かれていますが
それとはまた違う

たった独りの引き揚げ隊 角川書店

という書でサンビスト ビクトル古賀氏が少年時代を中心とするユーラシア大陸での体験を語っていますが
戦争の残酷無慈悲さや当時の日本人の大陸での嫌われぶり 混血児への差別 満州引き揚げの過酷さ
がよく描かれていてこの本も増田氏の連載同様とてもいい書でしたね。 
ここで描かれているコサックの知恵は現在の人々のサバイバル知識としても役立てると思います。
何らかのトラブルで山とかで野宿生活をする時なんかには。

投稿: NダDサク | 2009年12月24日 (木) 22時24分

増田氏や柳澤健氏のように取材をしっかりする人たちが信頼できる記事を提供してくれるのはありがたいですね。ゴン格はいいなあ。

投稿: 三十郎 | 2009年12月25日 (金) 08時04分

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