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2010年1月 9日 (土)

させていただきます(1)

「させていただきます」は何といっても鳩山由紀夫さんですね。「鳩山さんのさせていただきますか、させていただきますの鳩山さんか」というほどであった。
 ところがこの前、民主党代表選挙の時にたまたまテレビを見ていたら、期待に反してちっとも言わないんだね。だいぶ笑われたんで、こりゃまずいとやめちゃったのかもしれない。
(p.70)

「民主党代表選挙」というのは10年以上前のことだ。
 高島先生がこれを書いたのは週刊文春1999年11月25日号だった。「キライなことば勢揃い」という題。読者の「キライなことば」のトップに「させていただきます」が来た。
 鳩山由紀夫氏は野党民主党の代表になったのだった。与党は自民党で総理大臣は小渕さんだった。
 しかし、今でも鳩山さんは「させていただきます」と言っているようだ。去年の所信表明演説。
 
「青森県に遊説に参った際、大勢の方々と握手させていただいた中で、私の手を離そうとしない、一人のおばあさんがいらっしゃいました。」

「大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に、政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。そのことだけは、私の友愛政治の原点として、ここに宣言させていただきます。

 なぜ「させていただく」なんて言うのか? 一説によると、仏教と関係があるのだそうだ。
 遊説に行って大勢の方々と握手したのは、ふつうに考えると政治家が自分の意志で握手したように思えるが、それは違う。すべては阿弥陀如来のお計らいによって握手ということをさせていただいているのである。ありがたい絶対他力の教えなのだ! 南無阿弥陀仏。

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