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2010年6月13日 (日)

文学の終り?

何故 近代文学は終わったのか?
読者がいなくなったからだ。しかし、書き手がいなくなったわけではない。とすると、むしろ清々するではないか。もう商品をこさえなくともよいのだから。書くことと商品をこさえることとはどうもしっくり結びつかなかった。優秀な書かれた商品はこれからも続々と出現するだろう。だが、間違いなく商品でない作品も書かれるだろう。そのことも、この本には記されている。
(アマゾンの読者レビューより)
(村会議員が田中角栄の口真似をしてはいけませんよ。)

 小説の終焉という命題を出してみたけれども実際はあまり人気を呼ばなかった。批評家というのは、人気を呼ぶトピック、話題を出すのが仕事だという面があるでしょう。やはり商業ですから。だから、これは当たるんじゃないかと考えて出してみて、当たらなかったら引っ込めるんですね。職業的習性。それで引っ込める。最初はそれに乗って、うん、たしかに小説は終ったようだと考えていた読者も、終らなかったら終らないでいいじゃないか、長篇小説を読めばやっぱりおもしろいし、というような面があるんじゃないかという気がするんですよ。何だか間抜け落ちみたいな話だけれども。
(丸谷才一、インタビューなので新かなづかい)

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コメント

http://btbrasil.livedoor.biz/

サンボについて興味深い書籍が発売されています。

投稿: にmm | 2010年6月13日 (日) 21時20分

ありがとう。あれでしょう。買いました。大変立派なものですね。そのうち記事も書きます。

投稿: 三十郎 | 2010年6月13日 (日) 22時56分

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