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2010年8月 6日 (金)

シャーロック・ホームズの筋書(2)

 ホームズとワトソンは村へ行って担当の刑事と一緒に現場を見る。ハシゴ跡が特にホームズの注意を引きつける。彼は考え、見回し、かなりのカサのある物を隠せる場所はないかと尋ねる。涸れた井戸があるが、失せ物などないので探してないという答え。しかしホームズは井戸を探すべしと言う。村の少年がロウソクを持って井戸に降りてもよいという。井戸に入る前にホームズが少年の耳に何事かをささやく。少年は驚いた様子。少年は綱をつけて下ろされ、合図とともに引き上げられる。彼が持って上がってきたのは竹馬だ。
「まさか、まさか、竹馬とは!」と刑事が叫ぶ。「私は分かっておりました」とホームズ。「分かっておられた? どうしてです?」「庭の土に付いた跡は、垂直に立った二本の棒のものです。ハシゴならば壁に立てかけたのだから斜めになるはずでしょう」
(注――土の部分は狭く、あとは砂利を敷いてあるので竹馬の跡は残らない。)
 この発見で証拠としてハシゴの重みは減ずるが、他の証拠はそのままだ。
 次は竹馬を使ったのは誰かを突き止められればよい。しかし向こうも警戒しているから、二日たっても何事も起こらない。検死審問では、依頼者の恋人による殺人という評決が出る。しかしホームズは彼が無実だと確信がある。最後の手段として、ホームズは思い切った派手な手を使うことにした。

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