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2011年2月28日 (月)

漂泊のジプシー(1)

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ヘレン・ストーナー嬢「父には漂泊のジプシーの群れしか友達と申すものはございません。ロイロット家の領地としてのこっておりますわずか二、三エーカーの茨の生い茂る土地のなかに、自由にテントをはることを許してやりまして、その代わりに父は彼らのテントの客分になり、彼らの仲間にはいってときどき何週間もつづけて諸方を漂泊して歩くのでございます」
(延原謙訳)

 最新の深町真理子訳では

「親しい友人などはもちろんなくて、ただ放浪のロマ族の群れにだけは心を許し、そのひとたちには、わずかに残った所領の一部の、茨の生い茂る四、五エーカーの土地に野営するのを認めてやったうえ、お返しに彼らのテントで歓待されたり、ときには彼らといっしょに何週間もつづけて放浪の旅に出たりするのです」

 ロマ族ですか。東京創元社も大変だね。「ジプシー」というのは差別語なのだろうか。どういう気違いが故障を申し立てて来るか分からないから用心するに如くはないのだが。

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