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2011年10月18日 (火)

一人のムッソリーニも

   支那
 蛍の幼虫は蝸牛を食ふ時に全然蝸牛を殺してしまはぬ。いつも新しい肉を食ふために蝸牛を麻痺させてしまふだけである。我日本帝国を始め、列強の支那に対する態度は畢竟この蝸牛に対する蛍の態度と選ぶ所はない。

   又
 今日の支那の最大の悲劇は無数の国家的浪漫主義者即ち「若き支那」の為に鉄の如き訓練を与へるに足る一人のムツソリニもゐないことである。

(侏儒の言葉は大正十二年(1923年)から昭和元年(1926年)に文藝春秋に連載された。)

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