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2012年1月 8日 (日)

Conan Doyle on Bryan Waller

 知能的にも精神的にも何のみやげもなく一年を楽しくドイツですごして(1876年に)エディンバラへ帰ってみると、家庭の事情はあいかわらず窮迫していた。…………母は大きな家を共用する方策をあみだしていたが、これはある点で母を楽にしたろうけれど、そのほかの点ではみじめにもした。(My mother had adopted the device of sharing a large house, which may have eased her in some ways, but was disastrous in others.)
(日p.28、英p.17)

 disastrousとはどういうことか? これだけしか書いてないのだから「みじめにもした」くらいの訳しか付けられないだろう。Bryan Wallerという名前は出てこない。

Fairdetail

  チャールズ・ドイルとメアリ・ドイル
http://ils.unc.edu/dpr/path/charlesdoyle/purpose.htm

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コメント

こんにちは。

邦訳のある最新のドイル伝、ダニエル・スタシャワー
"Teller of Tales"を見ましたが(第5章後半)
ドイルの母親‐ウォラー博士の不倫には否定的ですね。

それはともかく、小林司氏のドイルの母親不倫説、
不倫した母親への作者ドイルの憎しみをホームズ物語の
中に読み取るという精神分析解釈でもあります。

事実関係の証拠だけに基づいて、母親は不倫していたと
決めつけるのは難しいのではないでしょうか。

投稿: 熊谷 彰 | 2012年1月10日 (火) 12時43分

Life in Lettersが日暮雅通氏の訳で出るらしいですよ。

投稿: ころんぽ | 2012年1月25日 (水) 20時56分

『コナン・ドイル書簡集』ダニエル・スタシャワー編
日暮雅通訳 東洋書林 6300円
だそうです。

投稿: ころんぽ | 2012年1月25日 (水) 21時00分

最近、更新されてませんがどうかされましたか?ファンの一人として心配ですsweat01

投稿: 酒男 | 2012年3月 3日 (土) 21時34分

貧乏暇なし。稼ぐ必要もあるので。トホホ。

投稿: 三十郎 | 2012年4月18日 (水) 20時23分

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