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2014年10月10日 (金)

シャーロック・ホームズ 七つの挑戦

未発表のワトソン博士の手記がイタリアで発見された?!
謎のメッセージを残して殺された男と、消えた少年たちをめぐる「十三番目の扉の冒険」、フィレンツェを舞台に「あの」大作家が巻き込まれた「予定されていた犠牲者の事件」ほか全七篇。
イタリア屈指のシャーロキアンが送る新しいシャーロック・ホームズ譚。待望の初翻訳!(アマゾンの内容紹介)
 
 未公刊のまま眠っていたワトソン博士の手記が、かのイタリアにおいて、しかもどうやら少なからぬ量で発見されたことは、じつに驚くべき、そして喜ぶべき事件なのではないだろうか。しかも、発見者がイタリアにおけるホームズ研究を代表する一人、エンリコ・ソリト(Enrico Solite)氏だったことは、手記の運命にとって、そしてホームズとワトソンの世界を愛するすべての人々にとって、何という幸運だったことだろう。(訳者あとがきより)
 
 天野泰明氏の翻訳により、これらの手記を日本語で読めるのはありがたい。天野氏と国書刊行会のご努力を多としたい。
 ただ、発見されたワトソン博士の手記の原文(もちろん英語)はunavailableであるらしい。国書刊行会版はイタリアで公刊されたイタリア語版の邦訳である。天野氏の邦訳は見事なものであるが、英文をイタリア語に訳したソリト氏の英語力にはいささか疑問がある。
 無い物ねだりをすれば、天野氏と国書刊行会は重訳ではなく、ワトソン博士の書いたオリジナルの英語からの翻訳を出して欲しかった。

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